
米の旨味を最大限に引き出す酒造りを目指す「鶴齢」から、「純米酒の横綱」茶色ラベルの特別純米ひやおろしバージョンが蔵出し開始となりました。
このお酒の無濾過生原酒にあたる「鶴齢 特別純米 山田錦55」は、過去に雑誌で「純米酒の東の横綱」に選ばれたことがある、言わば「鶴齢」を全国区に押し上げた立役者です。
その無濾過生原酒を加水後1回火入れの生詰めの状態で半年間貯蔵熟成させたお酒。
その貯蔵場所が雪室!
雪室の最大の長所が温度幅の少なさ。
サーモスタットによる温度管理とは違って、雪室では常に温度が一定に保たれます。
この安定感がお酒にストレスを与えず、円やかに熟成するのです。
口当たりは穏やかで柔らか。
味の豊かさと深みは、まさに米の旨味を引き出す「鶴齢」の真骨頂。
口に含んだお酒を舌全体に広げていくと、五味(甘辛酸苦渋)を感じることが出来ます。
素晴らしいのは五味の見事な調和。
これこそが、雪室貯蔵の効果です。
雪室による熟成感を是非味わってみて下さい。
■甘辛:やや辛口
■原料米:山田錦
■精米歩合:55%
■アルコール度数:16度
■日本酒度:非公開
■酸度:非公開